キャラ弁をなぜ作るのか
今日は、いつに無く
ちょっぴり真面目な話。
遡って・・・・・、独身だった頃に、私がキャラ弁に対して思っていたこと。
「愛情弁当じゃなくて、自分のお手並み披露のエゴ弁当でしょーが、やりたい人だけやってればいいのに、こういう人居るから、出来ない人とかまでキャラ弁要求されるんだって~、ほんと傍迷惑。」
と、思っていました。
しかし、そこから辿って・・・・・・、息子が生まれ、実際に弁当をつくる立場になった私
キャラ弁を欠かさないようにしています。
Facebookのリンクからこのブログに来てる人はもう知っていることですが、
このブログだけで知り合った方はご存知ないと思うので改めて、
私は3歳から20歳まで母親と暮らしていません。
おじぃちゃんと、おばぁちゃんに育てられました。
なので、普通であれば母親にやってもらえることは自分で、もしくはおばぁちゃんにやって貰うしかなかったです。
通園の髪結いはいつも自分でやってました。
ただ、お弁当だけは包丁や火などが危ないのでおばぁちゃんにやって貰わないわけにはいかないのですが…
おばぁちゃんの作るお弁当は、ウィンナー・焼き鮭・たくあん・焦げた卵焼き・ごはん
↑毎回これです。
彩りは黄色いたくあんだけ。
幼な心に、恥ずかしくてお弁当の日が嫌でした。
小学生になるともっとです。
私のお弁当は周りの子とちがう…という気持ち
周りも好奇の目で私の弁当を見ます。
小さな子どは悪意が無いぶん、残酷なんですよね。
わざわざ「Yのお弁当見せて?」と言ってきた子の名前は今でも忘れられません。
それが小学3年の頃でしたが、その日を境にお弁当も自分で作って持っていくようになりました。
バカにされたく無い、堂々とお弁当の蓋開けたい。
その一心です。
母親が不在ということで、他にも色々周りと違う部分はありましたが、強烈に悲しく悔しく印象に残っているのは「お弁当」です。
そんな自分の過去を踏まえて、
息子には、「私の作るお弁当で嫌な思いをさせたく無い」という気持ちが自然と湧きます。
美味しく、楽しく、そして開けた瞬間に「わぁ♡
」と喜んで欲しい!
ですが、あいにく私は料理嫌い。
そこへきて、うちの通ってる保育園はおかずなしの主食のみ弁当
彩で誤魔化したり可愛く見せることが難しいです。
結果キャラクターに頼りました。
1番ダイレクトに子供に喜んでもえる手段だと思ったからです。
だから毎月お弁当はキャラ弁。
結構前からアンチキャラ弁のトピックや投稿を目にします。
特に衛生的に良く無いという角度から書かれた物が多いけど、
元アンチなので叩く気持ちも分からなくもないんですが、
それが、本当に経験談から来るもので「作らない」とか、
実際に子供のお腹弱くて不安…っていう子のママが「作ってない 」っていうなら理解出来ます。
でも、
面倒くさい・苦手・不器用・やってもどうせ下手だし…などなど、理由はともかく・・・・
作らない人には作らない人の理由があるのと同じように、
作る人には作る人の理由がある。
どんな思いで作ってるのか、その背景も知らないのに。
キャラ弁イコール自己満扱い。
面倒臭いとか、自分の技術見せつけたいとか「自我」が先に来るようであれば、エゴ弁でしょう。
何が言いたいかって
私は息子が自分から「キャラ弁とかだっせーんだって、やめろって!」と言ってくるまで続けたいと思ってます。