3歳児一揆
昨日は息子の3歳児健診でした。
もう、息子の一揆が凄くてね。
注目の親子だったと思いますよ。
あんなに市の3歳児が集まる中で泣いてたの、うちの子だけ。
健診は耳鼻→歯科→身体測定→小児科 で終了なんですが。
初っ端の耳鼻診察から、「泣きすぎで診察拒否」ということで、後日直接耳鼻科へ行って結果の連絡を下さいと通告。
何もしないまま耳鼻検診室から退去
イヤイヤ期と重なってるから難しいよね。
「やらないと駄目なんだよ、終わらないと帰れないんだよ」と言うほど
嫌だ、嫌だと頑なになってしまうし
あの時の私の気持ちは言葉で表せない、
「はぁ・・・・。」としか。
かなりのロスタイムの後、歯科検診部屋へ
入りません。
ドアの外で泣いてます。
保健師さん「泣いててお口開いてるうちに見ちゃうので、お母さん抱っこしてください」
言われたように抱っこして椅子に連れて行けた事が、まず凄いってぐらい暴れてて、先生は笑ってました。
本当に一瞬にして終って
歯科室すべての大人が「じょうず!じょうず!えらかったよ~!」と神輿担ぎしてくれる中
「でも、いい子じゃないから~」 と捨て台詞を吐き退室
次!なんのこっちゃない身体測定
毎月保育園でもやってるんですよ?
にも関わらず、逃走をはかる息子
大人気ないダッシュで追う私。
保健センター内で大捕物騒ぎ勃発。
私なんか、このグダグダ感に、タガ外れたのか、もはや笑えてきてる。
受付前で捕らえたところ保健士さんに「歯科検診から逃げてきた?」と問われ。
「いえ、身体測定です」と答えたら、
案の定「え?身体測定?」と言われながら、颯爽と我が子を担ぎ立ち去ろうとすると、
息子は
「ごめんなさいねぇ~」 と捨て台詞。
お前、さっきからちょいちょい捨て台詞が面白れぇんだよ!ぜってー余裕あるだろうが。
と、内心思いつつ。
身体測定部屋にて3人ほど見送ったのちに
まずは私が身長と体重を測って見せた。
思いがけず真実が突きつけられる・・・あの日の悪夢パート2
そこからは「大好きのギューッおいで」と呼ぶと、結局私のことは好きなので(←♡) ニヤニヤしながら寄ってきたところを抱っこし、一緒に測定しマイナス私の体重で計算。
身長に至っては私が測定しました。
なんとか終了
最終関門、小児科
激号泣でしたが、容赦のない保健士さんにテキパキと捌かれ、あれよあれよと診察されておりましたが、仰向けでベッドに寝るおなかの触診は完全に拒否。
で、男の子なのでおちんちんの検査もあるんです。
「お母さん、ズボンとパンツ脱がせて貰えますか。」と言われたので、息子の足元にしゃがんだ所、保健士さんたちも参戦。
大捕物もパート2
しかも、今度は私も捕られる側、息子共々倒れました。
ちょっ、
気迫っていうか剣幕がもう全然こども向きじゃねぇ、私さえ怖えーわ。
万引きGメンに転職してくんね?ていう異様な空気に
先生も目に余ったのか
「周りは手あまり出さないで!お母さんに任せればいいから、子供だって不安になるだけだ。」とたしなめ、私がベッドに立たせズボンとパンツを下ろし検査終了。
退室の際
「無理やりすぎると、トラウマになってしまうから」と保健士さん達に注意する先生の言葉が聞こえて来て、優しい先生だなぁと、後にしおりの名前確認とかしてみたり。
なんですかね・・・
世界1周旅行でもしてきたかのような、達成感と各現地での思い出って言うんですか?
そして、初めは私も手に負える範囲を越えた息子に叱責する感情でいっぱいだったのが、息切れしながら母子手帳受取る頃には
「こりゃ思い出に残る3歳児健診になったわ」 に、変化するまで味わった色んな感情
短時間での移ろいがもたらす充実感っていうの?
とりあえず息子には「今日は上手に検診できなかったね、しばらくはガチャガチャも、おもちゃも無しだよ。」と伝え
息子は自覚があるのか黙って頷いていました。
が!
お母さん結構楽しめた、というのは息子にも旦那にも内緒です。
それに、疲れて昼寝している間に、オモチャ云々よりも・・・・
よっぽど酷い天罰が私の手から与えられたのであります。